写真収集・スキャニング

写真選びとコラージュ写真を作成する場合のポイント

1.写真画質について

できるだけ圧縮してない写真にする

Eメールやメッセージアプリ(LINE)等を経由して受信した写真も、使用したアプリ側で知らず知らず圧縮(送信データ容量を少なくする為に、サイズを小さくしたり、色彩や画質を荒くする処理)されている事があります。

LINEでやりとりした写真や動画も、2020年にやりとりしたものと、2015年前後にやりとりしたデータでは圧縮品質が異なり、古いものほど、圧縮品質が悪い、つまり写真サイズが小さかったり、画質の荒いデータになっています。

また、例えば、新郎のお母様からメール添付で写真受信、その後、その写真データを新郎さんからLINEを経由して新婦様が受信、このように複数回アプリを経由した写真データは、最初のオリジナル写真と比較して、著しく画質劣化してしまう事もあります。

写真を提出する際は、できるだけ画像サイズや画質は落とさずに(圧縮が軽度なデータ)を選んでいただく事をおすすめいたします。

2.コラージュ写真制作のコツ

高校時代の写真を収集していると、思い出深い写真がたくさん出てきて、プロフィールムービーに複数枚入れたいと悩む事があります。

しかし、プロフィールムービーには表示シーンに限りがあり、その大半を高校時代の写真で埋めてしまうと全体的なバランスが悪くなってしまいます。

そういった場合、アプリ等で複数の写真を組み合わせて1枚のコラージュ写真(組み写真)をお客様側で作成いただく事がありますが、

良いコラージュと悪いコラージュがありますので、作成する際は注意が必要です。

悪い例

真四角や縦長のコラージュ写真。具体的には下のような画像です。

このコラージュ画像を実際映像内に配置すると、

このような表示になります。映像は横長で、写真コメントが下部に入る事が多い為、実際にはこのような大きさ、見た目なります。
このコラージュですと、実際にはそれぞれの写真が小さくなります。

良い例

次に良い例ですが、写真を横に組んで、かつ1枚はあきらめて2枚でコラージュ作成した画像がこちらです。

このコラージュ画像を実際映像内に配置すると、

このような表示になります。先ほどの悪い例の表示に比べると、写真枚数を2枚にしたところも大きいですが、それぞれの写真表示が大きくなり、かつレイアウトのバランスもよくなりました。

コラージュ写真を作るときは、極力枚数は少なくし、できるだけ横長の画像にすることを意識してみてください。

3.デート写真選びのコツ

多くなりがちな自撮り写真

こちらも主にプロフィールムービー用の写真集めで気をつけるポイントとなりますが、小さい頃の写真や学生時代の写真は、第三者が撮影した写真である事が多い一方、二人の日常写真や旅行、記念写真はいわゆる自撮り撮影の写真になる事が多いです。

実際お客様から提出いただく写真を確認すると、二人の思い出パート10シーンの内、半分以上を自撮り写真が占めるケースもよくあります。

自撮り写真が多いこと自体が良くないというわけではありませんんが、自撮り写真が連続すると、結果的に二人の顔のアップ写真ばかりが表示されるプロフィール映像になります。

下の写真は一例ですが、コメントでは「金沢旅行へ行きました」と書いても、写真からは金沢の街並みが感じられない写真になってしまいます。

また、自撮りの場合は、二人が極端に写真の下に写っていたり、左右の端にん写っている事も多くなってきます。

思い出写真はツーショットだけじゃない

思い出写真といえば、二人が写ったツーショットと思われていますが、必ずしもツーショットである必要はありません。

例えば金沢旅行であれば、金沢の街並みを背景に、新婦の一人の写真でもかまいません。

映像を見たゲストは「この時新郎が嬉しそうにシャッター切ったんだろうな〜」と感じてくれます。

もしくは、それぞれ一人ずつで撮影した写真をコラージュするのも良いと思います。

また、二人が写ってない、景色のみ、結婚指輪だけ、という写真もOKです。

「沖縄旅行!沖縄の海が最高に綺麗だった」というコメントであれば、沖縄のエメラルドグリーンの海の写真でも良いです。

この他、友人と一緒に遊園地に行ったり、バーベキューしたり、ホームパーティーしたり、そういった友人も一緒に映った思い出写真も選択肢の一つです。

思い出写真を集めたときに「自撮りで顔のアップが多いな〜」と感じたら【一人で写っている写真】【コラージュした写真】【景色だけの写真】【指輪等の物だけの写真】「友人たちも映った写真」も候補に入れながら選んでみてください。

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